10年後、20年後の日本のネット社会を見据えて、
モラルとルールの基準作りは始まった。

 

若い人達だけではなく、パソコンやスマホを使ってSNSやブログ、投稿などしている人たちの中においても、ネット環境がかなり昔からあるものと錯覚している人がいるかもしれませんが、実際にはつい最近始まったばかりです。

 

過去20年のパソコンの世帯普及率とインターネット利用率を見てみましょう。

 

手軽にインターネットにアクセスできるスマホは、iPhoneの販売(2007年)を機に普及率が急上昇しています。

2013年10月現在スマホの普及率は次のようになっています。


大衆化した自動車の歴史を例に見てみると、大衆が車を保有するようになったのは、フォードによる大量生産方式の導入によって価格の低下が実現した1908年が起源となっています。

その後自動車中心の社会を表す「モータリゼーション」の言葉とともに、アメリカでは1920年代、日本では1970年頃から車関連の本格的なインフラの整備、マニュアル、ガイドラインの制定が開始され、時代の変化とともに修正を加えながらの運用が行われています。

車社会のアメリカでさえ、車における本格的なインフラ整備、マニュアル、ガイドラインの制定は、大衆が車を手に入れるようになってから十数年の歳月が経過していました。

 

ネット社会に目を戻すと、日本におけるスマホ歴は7年、インターネット歴は10年強の歳月しか経っていないですが、自動車のインフラ整備、マニュアル、ガイドラインの制定の開始時期を考えると、情報伝達のスピードが飛躍的に向上している現代では、ネット社会における行動規範やガイドライン作り始まり、浸透し始めてもおかしくない状況と言えます。

 

技術の飛躍的な進歩によって、多くの人達がネットに参加できるようになり便利になったものの、悪意のある利用や無意識・無知がゆえに発生した残念な事故や犯罪も増え、社会問題も引き起こし始めています。
誰しもがネット加害者にも被害者にもならないように、ルールやモラルの共有と、今後参加してくる人たちに指導できる技能育成がもっと必要な段階にきています。

 

選挙権、飲酒のような年齢による線引きや免許・資格による線引きがない、誰でも参加できるネット社会において、自らがネット加害者にも被害者にもならないようにするためだけではなく、年代別のスマホの普及率を見ても分かるように、本来指導・誘導されなければならない若年層において普及が急増していることを鑑みると、そのような若年層、特に未成年の世代を事故から守り、彼らに健全な指導を施すにあたって、理想的な指導方法の検討と実施もさることながら、指導者、教育者の育成も必至な状況です。

ただ、現実にはそこまで追いついていないのが実情と言えます。

 

参加者の注意や意識を喚起する意味でも『Webライティング技能検定』は時宜を得た検定だと思います。

『Webライティング技能検定』は
・ 自分のことは自分で守れるか
・ マナーは守られているか
・ 法令順守は出来ているか
・ ネット社会を理解しているか
・ 伝達能力はあるか
などを判定するとともに、

ひとりでも多くの参加者が、健全なネット社会を享受できるようにするためのルールやモラルの提起と言えるもので、ネット参加における安全への意識を持ち、技能を習得するために学習を始めるためのきっかけ作りと言えます。

 

それは今後老いも若きも世代を超え、地域の境界線をまたぎ、地位や職業も越えてさらに不特定多数の人達が参加しやすい環境、全ての人達が快適に運用できる環境つくりの一歩です。

 

『Webライティング技能検定』の中に『日本語力』についての試験科目があるのは意義を感じます。

情報や意見などを正しく伝達をするための日本語力や表現力を問うものです。

間違った日本語を使用して、問題を発生させないためにも、表現は『正しい』ものでなければなりません。

『正しい日本語』にも注意を払うよう協会は喚起しています。

『正しい日本語』の学習を今一度する良い機会の提供にもなっています。

 

まわりの人達の規範になるように、これから参加してくる人達の指導が出来るように、
・20代、30代の次世代の日本を背負う方々
・ネット社会に関連する中央省庁、特に総務省、文部科学省
・地方行政、地域の会
・学校、塾の先生などの教育指導者・教育関係者
・法令整備に携わる識者の方々
・10代のお子さんのいらっしゃる親御さん

に積極的に受けていただき、勉強をして、正しいネット社会を構築、もしくは構築に向けて導けるよう意識を向けていただきたいと思います。